2017年11月25日(土)
ある日の会話の中で、「話を聞いていない」と言われてしまった自分。そして、過去のことを思い出しておりました。
自分が県内の情報誌のライターをしていた時、どのようにしてお話を聞いて取材をしていたのだろう?
自分は覚えることが苦手です。だから話を聞いて覚えていることができません。お話を聞きながら紙に書いていくという早業もできません。
それから取材時は話を聞きながら疑問も湧いてきます。次の質問のことを考えることもありましたっけ。話を聞くことに集中をしたかったから、それ以外のことは何もしたくありませんでした。
だから、取材時のことを録音していたのです。自分の弱点を補うために道具を使いました。
そして、終わったら、音声となっている取材の内容を文字に起こします。聞き取れていなかったことの確認もできますし、取材時の声を何度か聞いているうちに、「こういうことか」とわかることもありました。
効率が悪いというか手間がかかっているけれど、そのおかげで自分は原稿が書けたのです。
原稿料のお値段は高くありません。商売としては利益になりませんし、誉められる方法ではなかったかもしれませんが、道具を使って仕事を進めました。
どのような方法であっても、最後にちゃんとした形になればいいと思うのです。だけど、その方法が限定をされてしまうと、「できない」ことになる場合もあります。「あなたはダメです」と烙印を押されてしまうのでした。
できない人と思われてしまうのは残念だけど、その方法が「合わない」場合もあります。それは仕方がないのかもしれません。
「合わない」場所に留まっていても成長は見込めないから、早めに諦めて次の場所を探しましょう。そして、次の場所で自分を生かす。それも一つの方法。
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