2006年5月12日(金)
はじめて顔文字を見た時、とてもおもしろいと思いました。よーし、使っちゃえー!とはりきって顔文字を使っていたときもあります。
文字だけでは誤解を与えるというか固くなってしまいそうなときに、顔文字を入れることによって、こんな顔してこんなことを言っています、と読む方にわかっていただけそうな気がしたから、こんなに便利なものはないと自分は感動したのでした。
それに自分の物の言い方はキツいところがあると思います。だから顔文字を入れることによって、自分のキツい文章を少しでも和らげることができるかもしれないと期待して使っていたのです。
自分は顔文字は親しい間柄の方だけに使用し、仕事関係の方や仕事のメールでは使いません。またウェブログの記事を書くときも顔文字は使用しないようにしています。顔文字を使用する場面は自分なりにきっちりと分けて使っているつもりです。
で、その顔文字ですが、パソコンや携帯電話のメールを使う方であれば顔文字を知らない方はほとんどいないのではないでしょうか。また、仕事関係ではなく、普通に親しい間柄の方からのメールや、世間一般の方のブログやサイト上では、顔文字を見かけることも多いと思います。それくらい顔文字はあたりまえというか、皆さん普通に使って見ているものだと思います。
そんなある日、あるブログさんを拝見させていただいたときのこと。その方はとても文章がお上手で内容も濃くて、顔文字を使用しておりませんでした。顔文字はないけれども文章は全然固くありません。そのブログ運営者さんの文章力とお人柄もあるのでしょう。文章は丁寧で柔らかく、顔文字のないことが逆に新鮮でかっこいーと自分は思ってしまったのであります。
そのブログさんを拝見してからというもの、顔文字の使用を極力避けるようにした単純な自分でありました。自分は顔文字を否定するつもりは全くありません。むしろ足りないものを補ってくれるとても便利なものと自分は思っています。
だけど、自分は、あくまでも自分の場合は、いろんな意味で、文章を書くときに顔文字に頼ってはいけないと思うのです。顔文字がなくても喜怒哀楽がしっかりと伝わる文章を書けるようになりたいですから。
と、思っていても、顔文字に頼りたくなることが自分は多分にあります。自分のキツい人間性が文章に現れてしまう。どうしてもやさしい文章にはできない。キツい人間はキツい表現になってしまう。なので、人様のブログや掲示板にコメントの書き込みをさせていただく場合は、誤解を与えないよう意図的に顔文字を使用しています。
しかし、残念ながら自分の文章力ではまだまだ何も足りません。もっと精進が必要です。
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