楽しませたい喜ばせたい気持ちが入ってたオンラインゲーム

2019年06月28日（金）

六年近く、毎日欠かさず遊んでいたオンラインゲームのサービスが終了してしまいました。その後、心にぽっかりと穴が空いたような感じで過ごしています。

毎日アクセスをする必要はないオンラインゲーム。たかがオンラインゲームかもしれません。けれど、自分にとっては日々の日課となっておりました。自分は本当にそのゲームを楽しんでいたのだと思うのです。

はじめてそのゲームをプレイしたとき、モンスターが登場しました。そのモンスターがとにかく可愛いのです。顔や表情など絵はもちろん良かった。それから、モンスターの仕草が、そのモンスターの特徴を表していて、一つ一つの動きもとても丁寧に作り込まれていたのです。

数年も続いたゲームですから、その間に少しずつ変化もあり、モンスターの特技や攻撃技も増えてきました。それらも一つ一つが凝っていて、かっこよかったり、きれいだったりと何かと素晴らしくて、飽きさせない工夫もたくさんあったのです。

それらに加えて、ゲーム中毒にならないような配慮もありました。一日中プレイをできないように制限があったのです。と、言いましても、課金でその制限もなくなるわけですが、自分の場合はその制限の中で十分でした。

そんなモンスターの姿を毎日見ることが本当に楽しかった。ゲームをはじめてから2,109日の間、一日も欠かすことなく、気がつけば毎日ログインをしていたではありませんか。なんということでしょう。

制作をしている人たちのこだわりというか、プレイするユーザーを楽しませたい、喜ばせたいという強い気持ちがこもっていたというのでしょうか、作品に対する熱さみたいなものがすごかったのです。

単にゲームで遊ぶということだけでなく、そのゲームの世界から感じ取れるものが、自分には有意義なものでした。