2019年02月20日(水)
あるアニメ作品のお話の中で恋人同士が登場しました。しかし、女性が先に逝ってしまい、彼は残されてしまったのです。彼は彼女との思い出を胸に生きていました。
そんなある日、亡くなったはずの彼女のAIが登場し、再会を果たします。そこで一悶着があり、そのときに彼女が「私と一つになりましょう」と、彼を誘います。
けれど彼は、「君と一つになりたかったわけじゃない。一緒に歩きたかったんだ。」と言いました。
最終的にはAIの彼女も亡くなって消えてしまいます。結局彼は一人残され、生きていくのでした。
と、文字にすると悲しいお話かもしれません。これはお話の中の一部分で、切なくもなる場面でありますが、作品全体としてはハッピーエンドで終わっているのではないでしょうか。
ただ、離婚経験のある自分としては、「一緒に歩きたかったんだ。」というセリフが、しばらく頭から離れなかったのであります。
自分も配偶者さんだった人と、一緒に歩きたかった。一緒に歩いているつもりだった。だけど、一緒に歩いていなかった。一緒に歩いてもらえなかった。だから、諦めた。
諦めるまでには相応の時間はかかりました。そして、諦めることができたら、今度は一人に慣れてしまって、誰かと「一緒に歩く」ということができなくなってしまったではありませんか。
自分はどのような人と仲良くなりたいのだろう?
どのような人と一緒に歩いたら楽しいのだろう?
どのような人と仲良くすればいいのか、全くわからないのです。困りました。
友達や兄弟、親子、夫婦、恋人、趣味の仲間、仕事の仲間など、何でもいいのですが、一緒に歩いていける人がいることは、しあわせなのだと思うのです。
そして、そのような人と出会える機会が、どこにでもありそうだけど、滅多にないということを思い知らされるのでした。
これは自分が「縁」を大事にしていないことが一番の原因かもしれません。お馬鹿だから気づいていないことも考えられます。
「縁」を大事にしている人は、お友達やお仲間が多そうです。自分みたいなタイプは、そのような人を見習えばいいのかもしれないと思う今日この頃。
自分の場合は人間関係の構築からはじめなさいと、アニメ作品が教えてくれたのかもしれません。先は長いけれど、焦らず、じっくり、丁寧に励もうと思ったアニメでした。
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