2024年・令和六年 4月7日(日曜日)
鉛筆の芯は気温によって変わります。気温が高くなり暖かくなると、芯が柔らかくなり、色も少し濃くなります。逆に気温が下がって寒い冬は、芯が硬くなり、色が少し薄くなります。
それが鉛筆の良さと思います。
芯が柔らかくなると、紙に描いている時、なめらかに芯が滑るような感じだと自分は思います。芯の硬い寒い時期の鉛筆の線は、伸びが足りないように思ってしまう自分。
そして、そのようなことを気にしながら、描くことも楽しいと思うのです。気温の変化や色の濃淡で季節の変化を感じることができるというのも面白いことではないでしょうか。
そんな鉛筆も改良(?)をされているところがあるらしく、2Bの濃さの鉛筆が、昔に比べると硬くなっているように思います。同時に、昔の2Bの鉛筆の濃さに比べると、少し薄くなっているように思います。
2Bの鉛筆の柔らかさと色の濃さは、昔の鉛筆のほうが良かったと自分は思わずにいられません。あの硬さ(柔らかさ)と濃さが良いところだったと思うのです。
時代に合わせて、変わらなければいけないことはあるかもしれません。けれど、変わらないことの良さもあると思うのです。変わらないことの良さの部分を失くしてしまったら、他との違いがなくなってしまうのではないでしょうか。
変わることは大事だけれど、変わらないことも大事です。
鉛筆の過去記事
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