2018年10月25日(木)
バラの花は便利です。
花に対して便利という言葉を使うのは、軽薄に思えてしまうというか違和感があります。相応しくありません。けれど、便利という言葉を使うには理由があります。
自分が花の写真、被写体としてバラを撮影するときに、都合がいいと思うからです。
バラの花そのものがきれいだから、カメラの初心者や写真撮影に慣れていないような人が撮っても、バラの花は美しく撮ることができるのではないでしょうか。
どのような人であろうとも写真撮影の腕に自信がなくても、きちんと「絵」になる被写体のバラ。未熟な腕を誤摩化せる便利で都合の良いバラ。そこが便利と思わずにいられません。
だからといって、未熟な腕を誤摩化すことを目的にバラを撮るわけではありません。やはり美しいバラをより美しく撮りたいのです。
そのためにはどうしたらいいのか、そのようなことを考えながら撮ってみる。いえ、考えることは大事かもしれませんが、考えても仕方がないところもあります。だから、いろいろ試してみる。
例えば、同じお花でも角度を変えて撮ることがあるのではないでしょうか。
また、晴れて青空の広がる日や曇り空の日、雨の降る日、雨上がりのバラ、夕日のバラなど、お天気を気にして撮ってみてもいいかもしれません。
同じお天気でも時間が違えば光が変わり、写るバラも変わります。
近づいたり、遠ざかったり、撮影をする位置をほんの少し移動をするだけでも変わります。そして、どのようにファインダーに収めるのかで変わってしまうため、それも悩むところです。
というか、いろいろ試しているうちに何が良いのか、自分がどのように撮りたいのか、だんだんとわからなくなってしまう自分。
それでも、お花の持つ造形の美しさに助けられ、相応のバラに撮れてしまうから便利と思うのです。
バラの便利さに甘えていいわけではありません。自分が思っているより何倍もバラは美しく奥が深いから、引き込まれて撮ってしまうのでありました。
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