2017年08月23日(水)
田植えが終わったあとの田園風景。夕焼けではありませんが、黄金というかセピア色の田園風景がきれいだと思います。
「青春とは何か?」という問いに対して、「夕日に向かって走ること」と返答した人がいらっしゃいました。昔のマンガやドラマにはそのような場面がありましたっけ。最近のものはどうかわかりませんけれど、納得はしてしまいます。
それはさておき、自分は最近、夕日に向かって走っているのでした。というか、夕日の沈む山の方に向かって道が続いており、その道をたまたま自分が走っているだけなのです。
走るといっても、青春とか美容とかダイエットとかトレーニングなどというものではありません。これ以上体力が落ちないように、健康の維持と、上手くいけば足に力を付けたいからという理由なのでした。
毎日、椅子に座ったまま机の上のMacに向かっている生活のため、明らかに運動不足です。更に老化もあり、すっかり足が弱くなってしまいました。このままではヤバいっ!だけでは済まされません。何もしなければこのまま歩けなくなるかもしれない危機です。そんなのは絶対に嫌だ!
だから、足を鍛えるのだ!
と、いうことで近所の農道を走ることにしたのでした。一応毎日走ってますが、たまにサボる日もあります。が、半年以上は続いています。あと数ヶ月で一年といったところでしょうか。
農道ですから広くて見晴らしもよく、辺り一面田んぼだらけ。稲が順調に育っており、稲刈りの時期も近いのではないでしょうか。沈む夕日が良く見えます。
だけど、お天気によっては夕日が見えないこともあります。それから自分が走る方向によっては、自分が夕日を背にして走ることもあるのでした。農道を走っている場所により夕日の位置も変わるし、見える風景も変わります。走りながらいろいろな風景が楽しめるのです。
といっても、走っているときは夕日をじっくりと眺めている余裕はないかもしれません。それに適当に何かを考えながら走っておりますから。
話は逸れますが、その農道のある場所で、夕日の写真を撮っていた人がいらっしゃいましたっけ。もしかしてこっそり地味に夕日がきれいに見える場所なのかもしれません。
夕日はともかく、弱ってしまった足を、とにかく何とかしなければいけませんでした。これで走っていると言えるのか?と疑問を持たずにはいられないほど、自分でも悲しくなるくらいにゆっくりな走り方。おまけに息も切れて、ちょっと走ったらすぐ疲れてしまって長い距離が走れません。途中、どれくらい歩いたことでしょう。
しかし、ここで止めても意味はありませんし、足は痛いし疲れるけれど、ある程度体が慣れるまではとにかく続けたのです。走り始めたころは秋でしたが、やがて冬になり、雪が降る日も風が強い吹雪のときも走りました。そして、寒い冬が終わり、春が来て、暑い夏がやってきました。
走る速度は相変わらすゆっくりではありますが、以前よりはほんのちょっとだけ早くなりました。それに途中に休憩を入れなくても、それなりの距離を走れるようになってきたのです。走りはじめたころに比べると、着実に足に力がついてきました。よかった、よかった。
しかし、頼もしかった若かりし頃の自分には適いません。若いころの自分の足は本当にすごかったから。若いころの自分と比較をしても意味はないのかもしれませんが、若かりし頃の自分を思い出して、それを励みにすることはありだと思います。
足は大事です。足がしっかりしていないと良い仕事はできないと言ってもいいかもしれません。良い仕事をしたいなら、走れ!自分。
20240530-0025 バラ みつけイングリッシュガーデン
20240530-9947 バラ みつけイングリッシュガーデン
20150517-0055 田園風景
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