2016年08月29日(月)
公園に咲いていた今年のひまわり。
小学二年生のとき、理科の授業で一人一鉢ずつひまわりを育てました。植木鉢にひまわりの種を一つ蒔いて、お水をあげて、芽が出るのを心待ちにしておりましたっけ。
ところがその年に限って梅雨の日が多く、晴れの日は少なくて、日照時間が足りずに芽が出ても枯れてしまった鉢がほとんどでした。芽が出るひまわりもなかったくらいです。
自分の年に限って言えば、ひまわりは全滅という結果でした。芽が出なかったひまわりの植木鉢を見てはがっかりしておりましたっけ。ひまわりが咲くのを楽しみにしていたのに、なんということでしょう。
だけど、前年、その後年のひまわりは咲いていたではありませんか。自分のときだけ咲かなかったひまわり。自分のクラスは呪われていたのかもしれません。
呪いかどうかはさておき、そのようなことがあったため、ひまわりが咲いていると普通にうれしい自分。
種を蒔くこと。芽が出ること。葉が出ること。少しずつ成長していくこと。つぼみができること。花が咲くこと。枯れること。そして、最後に種を残すこと。植物ってすごい。
植物も季節も地球もぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる回ってる。
あたりまえのことかもしれません。けれど、「あたりまえ」ができないときだってあります。だから、「あたりまえ」は、本当にすごいことだと思うのです。そこを忘れてはいけないと思う自分でした。
20230805-6897 ひまわり 越後丘陵公園
20160807-4262 ひまわり 越後丘陵公園
20160807-4258 ひまわり 越後丘陵公園
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