除雪車は除雪中のプレートを貼って雪を押しのけ進むのだ

2014年01月22日（水）

自分が屋外広告屋さんに勤めていた頃、道路に積もった雪を除雪してくれる「除雪車」を作りました。

などと書くと、すごいと思っていただけるのでしょうか。あるいは嘘をついていると疑われてしまうかもしれません。が、嘘というわけでもなかったります。説明不足でありますけれども。

その除雪車に、車体の前後に「除雪車」あるいは「除雪中」と書かれたプレートが貼ってあるのを見たことはありませんか？

そのプレートに「除雪車」あるいは「除雪中」の文字を、コンピュータを使ってカットして、板に貼るという仕事をしたことがあります。ちなみに板は金属製やプレスチック製など、除雪車の車体により違っておりましたっけ。

除雪車が道路で「ガガガガガガッ！」などと音を立てて、ゆっくりと除雪をしながら走っている姿を、雪国の人なら見たことはあると思います。

除雪車といえば、雪の除雪をしながら、自分も巻き込まれてバラバラ死体になるのではなかろうか？という妄想をしてしまう自分。まちがえた思い込みを持っていたため、除雪車は苦手ではありました。

そんなある日、仕事で除雪車の置いてある工場に行く機会があったのです。保管や整備をしているのでしょうか、そこでは動いていない止まっている除雪車を間近で見たのでした。新品と思われる除雪車もありましたっけ。

除雪車は、乗用車に比べたら大きいと思います。タイヤの直径は1mはあるのでしょうか？タイヤの太さも30〜40cmほどの幅？もっと？ありそうですし。

除雪車の操作をする椅子など乗車の位置が高いから、乗り降りもちょっと大変かもしれません。間近で見るとほんとに大きくて、すごいものなのだと改めて思った自分。もしかして除雪車はかっこいいかもしれないと思ってしまいました。

夜中は除雪車の走る音が響いて「うるさい」と思うことが自分はあります。しかし、除雪をする皆さんは、お天気を気にしながら過ごし、暗くて寒い真夜中に雪が降ったら出動し、除雪をしてくれるのでしょう。寒いでしょうし、雪が降れば視界も悪いことでしょうけれど、除雪車は雪を押しのけ、がんばって進むのだ。

除雪車はすごいものだと思う自分であります。

● 冬の雪国で昼間も夜中も働く頼もしい除雪車 »