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2020年8月8日(土曜日)
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気温は軽く30度を越えていた夏の暑い日。屋外に咲くひまわりを撮るべく公園まで足を運びます。
いつも賑わう公園なのに、屋外に設置された椅子やテーブルには誰もいません。さすがに来園者さんの姿は少なめ。暑い外にいるより、冷房の効いた室内にいたくなるものです。人間は自由に動けますから。
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しかし、外で生きる植物、木や花や草は移動することはできません。夏は暑さ、冬は寒さといった気温にひたすら耐えるのみ。文句も言わず、じーーーっと耐え続けるのです。
暑さに寒さにも耐える植物さんたちは、ほんとに立派です。なんて健気なのでしょうか。そのような植物を見ていると、人間は植物たちを見習うべきところがあると思わずにいられません。見習うというか、少しくらいの暑さや寒さに文句を言っているんじゃない、少しは我慢しましょうと思うのです。
耐えることで、それがいつの間にか自分の身になって、自分を助けてくれるものになる場合もあります。だから我慢をすることは、時と場合によって必要なことではないでしょうか。
それはそうと、暑い夏に元気に咲く向日葵にも終わりは来ます。元気一杯に花が開いている時間は長くありません。そして、その終わりころのひまわりを撮ってみました。
がんばって咲いていたのでしょう。お疲れさまと思います。
枯れたひまわりなんて見たくないかもしれません。枯れたひまわりの写真素材に興味を持つ人はいないかもしれません。
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しかし、たとえば漫画を描く時、夏の終わり頃の場面の資料になると思います。枯れたひまわりの登場する場面があるのかどうかはわかりません。そんな場面にするくらいなら、もっと別の見せ方もあるかもしれません。
けれど、暑さに負けることなく、精一杯咲いたひまわりの枯れた姿が、かっこいいと思ってしまいました。人間からみたら過酷な環境と思える中、短い時間でも咲き誇るひまわりは立派だと思うのです。
がんばって咲いたあとの姿に目を向けることがあってもいいのではないでしょうか。
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ひまわりの写真を写真素材にします。お気に召したらご利用していただければありがたく存じます。
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