2024年・令和六年 3月22日(金曜日)
ここは雪国だから、冬になれば雪が降って積もることがあたりまえだと思っていました。
昔は十二月なんていうと雪が降り積もっていたものです。雪の降る時期が早い年は、十一月の下旬頃になると雪が積もっていました。
だけど、いつ頃からでしょうか、雪のない十二月が増えました。十二月になって雪は降るのです。だけど、降雪が少ないから、積もってもすぐに解けてしまうのです。積もるほどの量の雪が降らないなど、十二月なのに雪がない。
その年によって初雪の時期や雪の降る量はちがいます。だから毎年同じではありません。なのですが、雪のある十二月から、雪のない十二月が普通に思えてしまうくらい、雪のない十二月が増えていたのです。
ところが、2021年12月、2022年12月、2023年12月は、雪のある十二月になりました。しかも三年連続です。思わず「珍しい」と思ってしまったではありませんか。
しかし、これは決して珍しいことではありません。以前はそれが普通でした。なのに、いつの間にかその「普通」が少し変わってしまっていたのです。
変わることは仕方がありません。変わったことについて、とやかく言っても仕方がないのかもしれません。ただ、変わってしまったことを忘れてはいけないと思うのです。
変わるまでには相応の時間がかかっているわけですが、どうして変わったのか。何がいけなかったのか。どうすればよかったのか。
原因がわかったところで、自分ではどうにもできない場合があります。自分一人では何もできないから、周りの人を巻き込むことで、協力をしてもらうことはできるかもしれません。
世の中には優秀な人がたくさんいますから、自分が何もしなくても、その優秀な人たちが何とかしてくれるかもしれません。
自分一人では世の中のことは何も変えることはできないのです。だけど、人が忘れているかもしれない話を書いていくとか、人が気づいていないかもしれない小さいことを細々と書いていくことはできます。そのようなところで、ちょっと励んでいこうと思うのでした。
20240114-1171 雪景色
20231201-0863 雪景色
20180410-1044 桜 悠久山公園
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