向かい風の自転車と道端でぴかぴか輝く銀色の百円玉

2020年05月21日（木）

向かい風の中、自転車を漕いでおりました。ところが、自転車がなかなか前に進んでくれないではありませんか。さすが向かい風。

それでも目的地に向かうために、自転車のペダルに足をかけて力を入れるわけです。思うように進みませんけれど、少しずつ前に進むのでした。

こんなことなら自転車はやめておけばよかったと後悔をしながら、半分くらいぼーーーっとして自転車を漕いでいたときです。キラリと輝く銀色のまるいものが目に入ってきたではありませんか。

通り過ぎてしまったため、自転車を引いて少し戻ってみたところ、なんとそれは百円玉。

ぴかぴかと輝いています。迷わずに拾ってしまいました。

自転車は天候の影響をまともに受けますが、道端で百円を拾ったり、たまに良いこともあります。

それに向かい風だったとしても、常に同じ方向から吹いてくるわけでもありません。吹いてくる方向は変わります。吹いてくる風の強さも変わります。常に同じ強さで同じ方向から同じ量の風が吹いてくるというものはありません。気まぐれというか、適当に吹いてきます。

それに風が止むときもあります。さっきまでは向かい風だったのに、いつの間にか追い風になっていることもあるのです。それは自転車の面白いところかもしれません。

時と場合によってはつらいこともある自転車ですが、良いことも楽しいこともあります。何より運動になるから体に良い。