ステージイベントの写真撮影は面白いけど気になる舞台衣装

2019年09月21日（土）

地元で活動をする歌手、音楽を演奏する人、踊る人などの芸を披露するイベントで写真撮影をさせていただくことがあります。そのときの舞台衣装が気になることがあるのでした。

それは衣装を否定するものではありません。そうではなくて、ステージによって、その出演者さんの衣装では目立たなくなることがあるからです。

たとえば、背景が白いのに白い色の衣装とか、背景が赤なのに赤い色の衣装を着ているなど、出演者が周りの風景に馴染んでしまうような衣装は避けたほうがいいのではないでしょうか。

舞台の背景の色と衣装の色が同じだったとしても、衣装がぴかぴかしているとか相応に目立つことはあります。また、同じ色でも衣装の素材によって変わるものもあります。だから舞台と衣装の色が同じなことがダメということでもないのです。

それに舞台の背景が簡単に変えられないとか、その衣装が出演者さんにとても似合っているとか、この衣装と決まっているとか、舞台衣装が一着のみとか、舞台衣装の事情もあるかもしれません。

けれど、舞台に上がる人が目立たないより、きらきらと華やかに目立っていると、見ているほうも楽しいと思うのです。舞台によって衣装を使い分けてもいいのではないでしょうか。

そして、そのようなときこそ、写真を撮る腕が試されるのかもしれません。工夫をして、出演者さんをより魅力的に写すこと。しかし、それが簡単ではないから、結局は自分の未熟さを思い知ることになるのでした。自分の場合はですけれども。

ステージイベントの写真撮影は面白いけれど、難しさを実感せずにいられない自分です。