インターネットで得られるものと気遣うこと、増えた悩み事

2019年05月03日（金）

インターネットのおかげで、見ず知らずの人と交流ができるようになりました。顔を合わせなくてもいいし、遠くでも近くでも距離は関係ないし、必要以上に自分を曝け出す必要もない。誰とでも自由に繋がることができるのは便利です。

それから、自分以外の他人の考え方を知ることも簡単になったのではないでしょうか。世の中にはたくさんの人がいて、いろいろな考え方があって、共感できるものもあれば、共感できないものもある。それを目の当たりにする機会も増えたと思います。

それはそれで良いことだと思います。しかし、人の考え方を知る機会が増えることと同時に、周りの考え方に振り回されてしまうことも増えたのではないでしょうか。

周りの人に共感をされない場合、自分の考え方に自信が持てなくなったり、周りとちがう考え方をすることで攻撃をされたり、それまでは人とちがうことが気にならなかったのに、逆に気にしなければいけなくなったところもあるかもしれません。それにより傷つくこともあるのではないでしょうか。

良いと思っていた部分が災いの元だったとか、人様と意見を交わすことが簡単になったけれど、その分だけ争いが増えたかもしれません。そのように考えると、何が良いことなのか、わからなくなります。

だけど、ここまで人々の生活に浸透をしている今となっては何を言っても仕方がないというか、それを上手く使っていくしかありません。その加減が難しいというか、悩むところだと思います。

慎重かつ大胆に。周りに流されないよう自分の意志を貫きながらも、時には自分が折れるなど、柔軟に対応しながら、信じる道を行くしかないのかもしれません。