2014年10月24日(金)
2004年10月23日(土曜日)午後5時56分に発生した中越地震から十年が経過しました。忘れたくても忘れることのできない日。
地震発生後、停電や断水などで、ライフラインが使用できなくなった場所も多かったのです。そのとき自分が住んでいた場所は、運良く停電と断水はありませんでしたが、ガスは使えませんでした。それでも電気と水が使えるだけでかなりましです。テレビで情報収集もできましたし、ネットの接続もできましたから。
そして、自分は気持ちを落ち着かせるためにブログを書きました。その日に起こった地震のこと。そしてその後のこと。
余震もありましたし、落ち着かない日々は続いていました。日頃はお目にかかることのない自衛隊さんの給水車や、自衛隊員の皆様が町にいる風景は、平穏な日常とは言い難かったのではないでしょうか。
一ヶ月ほど、自分は地震のことを毎日書き続けましたっけ。一時はブログを見てくれた皆様もさすがに飽きてくるのでしょうか。一ヶ月ほど経過するころには、地震の話に興味を持ってくれる皆様もすっかり減りました。遠く離れた世間の皆様にとってはそのようなものかもしれません。
雪が降る前に復旧できるところは復旧の工事、仮設住宅の建設もありました。それから雪が降り、それが大雪だったため、家が潰れないように願ってしまいました。
雪が解けて、本格的な復旧作業がはじまった春。桜が咲いてくれて、稲が植えられた田んぼを見て、少し安心しましたっけ。田植えのできない被害の大きかった場所もありましたけれど、それでも季節は巡るから、それがしあわせなことなんだと改めて思いました。
それからもう一つ忘れてはいけないこと。2004年7月13日(火曜日)には集中豪雨があり、水害の被害に遭った地域もありました。場所によってはですが、2004年は水害と地震と災害に見舞われた年だったと思います。
その当時に書いていたブログを今は公開しておりません。自分だけが見ることのできます。今読み返してみたら、資料になりそうなほどちゃんと書いてあるから読み応えもあります。いろいろなことを思い出してしまいました。そのせいで気持ちが沈んでしまったではありませんか。
あれから大きな地震もありましたし、今年も火山や豪雨、台風、土砂崩れなど災害は後を絶ちません。地球も生きているから、それが自然なことなのでしょう。
そして、平穏に暮らすことのできる日々はしあわせだと思うのでした。
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