2011年7月21日(木)
2011年6月16日木曜日、皆既月食が発生する前の午前二時頃、近所で火事があったではありませんか。
消防車などのサイレンの音が鳴り響き、その音が近くで止まったのです。サイレンの音だけでなく、ドタンッ!バタンッ!という音と人の声。音が近いため、騒がしいと思っておりました。
何事かと思い、窓から外を見てみると、消防車にパトカー、救急車も停まっています。担架の上には人がいました。近くから、もこもこもこもこもこもこもこもこと煙が出ています。住宅の割れた窓ガラスから、室内に向かって消防車から放水中。だけど、火は消えません。燃えています。
周囲には野次馬さんたちが何人かおりました。なんだか寝間着姿のような方もいらっしゃいましたっけ。自分は窓から眺めていたのですが、同じように窓から眺めている方もいらっしゃいました。
火が消えるまでの時間は、たぶん数十分ほどだったと思います。火が消えた後も、しばらく煙はもこもこもこもこと立ち上ったまま。そして、その住宅の中に懐中電灯を持った消防士さん?警察官?さんが入っていきました。
騒がしさは続きます。でも、いつもは静まり返っている夜中なのに、火事とはいえ、その関係者さんたちが集まると賑やかになるものなんだ、と思ってしまった自分。こんな自分は不謹慎でしょうか。騒がしいと思いつつも、眠くなったら眠れてしまう眠気に勝てない自分はそのまま眠りにつきます。
そして、朝。消防士さんが焼けた家の中に入っている姿が割れた窓ガラスから見えました。あれから夜通しで作業をしていたのでしょうか?詳しいことはわかりませんが、朝早くからお疲れさまです。というか、大変なお仕事だと思ってしまった自分。
火事のあった住宅の近くを通ってお出かけをする予定がありましたので、焼け跡を横目にちらちらと見てきました。住宅の一階は車庫となっており、そこには普通に自動車が駐車しています。住宅そのものはしっかりと建っており、一階部分しか見ない場合は、その住宅に火事があったことなど、わからないかもしれません。
ですが、二階の窓際などは焼け焦げています。だけど、壁は、壁としてそのまま残っておりました。消防車の放水の効果かもしれませんが、窓から火がはみ出すようなことは少なかったみたいですから、二階以上の室内にあるものだけが燃えたといったところでしょうか。
また、窓から入ってくる風が、なんとなく焦げ臭いような気がします。まあ、一時的なものでしょうから、自分は気にしませんが、焼け跡は焼け跡なのだと思ってしまいました。本当に燃えていたのでした。
都会ほどではないにせよ、市街地ですから大火事になっていてもおかしくなかったかもしれません。いえ、大きな火事でなくてよかったと思います。地震も津波も台風などの自然災害は恐いけど、火事も恐いものなのだと改めて思いました。
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