2006年4月25日(火)
いつもお世話になっているブログさんで色鉛筆の記事がありました。色鉛筆といえば身近な画材かと思います。そしてお手軽さも兼ね備えている画材ではないでしょうか。
自分も色鉛筆は大好きな画材です。しかし、子どもの頃は兄や姉の使用していたもののお下がりでしたので新品の色鉛筆ではありませんでした。使用済みなので鉛筆の長さもまちまち。自分も赤い色を塗りたいと思っていても、赤の色鉛筆の残りが少なくて使いたくても使えない状況でしたので、赤色を使うことを諦めて他の色で我慢したこともあったっけ。
しかし、その点、現在のコンピュータは約1,670万色もの色数があるのですから凄いと思います。使っても画材が減ることはなく、使い放題、失敗し放題。コンピュータとはある意味ではとても経済的なものなのではないでしょうか。
自分が持っているのは、ドイツに本社を置くステッドラー日本株式会社さんの水彩色鉛筆36色セットです。たった36色と思われるかもしれませんけど、色がたくさん並んでいてそれだけでも自分はわくわくしました。使うのも見ることも楽しい画材たちです。
ちなみに自分の水彩色鉛筆は昔の製品らしく、今は製造されていないようです。水彩色鉛筆 ルナという製品の前に発売されていた製品と思われます。
その水彩色鉛筆は、普通の色鉛筆としても使用できますが、色鉛筆の芯が水性となっており、水に溶けます。水に浸した筆で芯を溶かしながら、水彩絵の具のようにして色を塗ることもできます。
また紙の上に普通の色鉛筆のようにして色を塗った後に、筆でなぞるという使い方もあります。色鉛筆でありながら水彩絵の具としても使える優れものの色鉛筆でありました。そのぶん、芯が軟らかめかもしれません。
色鉛筆といえば、こだわるのが「紙」。
紙の種類も豊富にありますが、とりあえず自分が知っていて使った経験のある紙の名前は、ケント紙、B.Bケント紙(細目・荒目)、画用紙、水彩紙、キャンソン紙、ワトソン紙、マーメイド紙。他にももっとたくさんあったと思いますが、自分がわかるのはこれくらい。明らかに勉強不足かもしれません。恥ずかしいことだと思っております。
色鉛筆の場合は紙の質感、紙の表面の凸凹、紙の表情そのものを生かして色を塗ることだと自分は思います。B.Bケント紙の細目の紙と色鉛筆では、その名の通り、紙の目が細かいためとても繊細な仕上がりになるかと。逆にB.Bケント紙の荒目の紙は、ざっくりした感じというか。同じ画材なのに、描く紙によって異なる効果が表れるところがおもしろいと思いました。
それから色鉛筆の場合は、自分の手の力の強弱も関係するかもしれません。弱い力で色を何度も何色も重ねることにより色に深みを出す。あるいは一色の色のみで、力の加減で濃淡をつけてもいいと思います。それぞれ良さはありますので、自分の表現したいものに合わせて紙を選んで描いて塗る楽しさが色鉛筆にはあると思います。それがたまりません。
あああ、お仕事しなければいけないというのに、色鉛筆で遊びたくなってきました・・・。
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