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棚から牡丹餅 デザイン専門学校時代、新聞奨学生向けのイベント抽選会で当たったコーヒーメーカー

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棚から牡丹餅

2005年12月11日(日)

自分は東京の専門学校に通うための学費と生活費のため、奨学生として新聞配達をしておりました。その奨学会では秋になると、がんばっている学生さんたちへのご褒美とでも申しましょうか、奨学会主催のイベント、ライブと抽選会があったのです。(そのイベントが今もあるのかどうかはわかりませんが。)

イベントの開催場所は東京都内の日比谷公会堂。抽選会があるため、一人づつ異なる番号を記入された整理券を持ってイベントに参加しました。

イベントの第一部はその当時人気の女性アイドルのライブでした。だけどやや落ち目な女性アイドルさんのライブは、いまいち盛り上がりに欠けており、そのアイドルさんが少々可哀想に思えてしまうほどです。だけど、生で見る女性アイドルさんというものは、テレビで見るより数倍綺麗でかわいくてスタイルも良くて、キラキラしているものだと自分は思ったのでした。

そしてライブも終わり、今度は奨学会の主催する抽選会のはじまりです。抽選会の商品は1等から5等まであり、会場でクジを引いてその場で商品を手渡すというものでした。

たしか1等商品の当選クジをひくところからはじまって、最後に5等の商品のクジを司会者の方が引きました。5等の商品は日本フィリップス(株)さんのコーヒーメーカー。当選人数は10名様。

ところが司会者の方が何か勘違いをしてしまったのか、5等商品10名様のところを、なんと12人分のクジを引いてしまったのです。

さすがに司会者の方は慌てましたが、余分に引いてしまったクジの番号を取り消すこともできず、余分に引いてしまったクジの番号も当選という粋な(?)計らい。まあ、5等商品ですし、コーヒーメーカーはそれほど高価なものではありませんので、2名の方は後で商品を送りますということになりました。

そしてここからがドラマのはじまりです。司会者さんが余分に引いてしまったクジと番号と、自分の持つ整理券の番号とが、一致しているではありませんか!

なんということでしょう。自分にとっては正に「棚から牡丹餅」。

しかし、自分の番号は司会者の方が勘違いをして余分に引いてしまった番号でした。根っからの貧乏人の自分は無料という言葉に弱く、後で撤回をされたらそれほど悲しいことはありません。なので、こうなったら早い者勝ちです。すたこらさっさと商品を受け取りにゆきました。そしてはじめてコーヒーメーカーを手に入れたのです。

自分はそれまでコーヒーは粉末のお湯で溶かしてさっと飲めるインスタントコーヒーでした。しかし、運良く手に入ったコーヒーメーカーのコーヒーを飲むようになってからというもの、インスタントコーヒーが美味しいと思えなくなってしまったではありませんか。

インスタントコーヒーは焦げた匂いに感じてしまい、それが鼻に突くというか。宣伝などでコーヒーのコクと香りがどうのこうのと表現されることがありますが、たしかにコーヒーは香りも大事なんだと思いました。

ただ自分はグルメではありません。たまたま運良く手に入ったコーヒーメーカーのおかげで、コーヒーのちがいが少しわかった程度です。コーヒーメーカーが手に入らなければ、そのちがいはずっとわからないままだったと思います。でも、きっかけとしてはおもしろいかもしれません。というか、あのようにラッキーな出来事がもっとたくさん起こってくれるといいのにな〜と思いながら、本日もコーヒーを飲んでがんばりましょう。

見附イングリッシュガーデン黄色の花2018年五月

イングリッシュガーデンの壁から吊るされていたお花

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