弥彦公園 ひょうたん広場 湯神社
2019年11月25日(月)まるち
お天気が良いある日、紅葉が見頃となった公園に足を運んだときのこと。のんびり適当に公園の写真を撮りながら、たまたま人の気配がなかったところを歩いていた自分。
そのとき、「ねえ、どっちが正解?」と、高校生か大学生くらいのお年頃と思われる女の子二人組の話声が聞こえてきました。公園内の道が二つに分かれており、どちらの方向へ行ったらいいのか迷ったのでしょう。そして、「さあ?どっちだろう?」などと言いながら、楽しそうに去っていきました。
その道はどちらに行ってもまちがいではありません。どちらも正解の道です。それはその女の子二人組もわかっていることだとは思います。だけど、その気持ちがなんとなくわかるような気がした自分。
弥彦公園 紅葉
目の前の行き先を手っ取り早く決めたいときなどに正解を知りたいというか、とりあえず導いてほしくなることもあると思うのです。
深刻な問題ではないけれど、どちらでもいいけれど、とりあえず行き先を決めたいけれど、迷わずにられないときがたまにあるのではないでしょうか。だから、「どっちが正解?」と思うことが自分にもあるのでした。
それに、どちらにしようか本気で迷うこともあります。迷って迷って迷って迷って迷っているうちに、本当にわからなくなることもあります。
そのようなときに答えをもらうことで、それが正解でなかったとしても、とりあえず前に進むことができます。それは「正解」とはちがうかもしれません。それに「正解」を求めているわけでもないかもしれません。
弥彦公園 紅葉
ただ、後押ししてもらうための正解とでもいうのでしょうか。正解というよりも、とりあえず一声ほしいだけというのでしょうか。それだけで十分みたいな感じ。
もし、間違えていたら、後戻りをして、もう片方の道を歩いてみることもありですから。間違いだったとしても無駄なことではありません。
「どっちが正解?」
あまり深い意味はないかもしれませんが、ぽんっ!と肩を押してもらって、前に進むために訊いてみたい一言だと自分は思うのです。
ちなみに自分も迷いました。そして、二つに分かれていた道を両方歩いてみたのです。そうしたらぐるりと一周をしてしまいました。道は繋がっていたのです。
弥彦公園 紅葉
弥彦公園 関連記事
--------- ここから広告 ---------
--------- 広告終わり ---------