越後丘陵公園 コスモス
2019年10月09日(水)まるち
公園に行って一人で黙々と写真を撮っているとき。小さいお子様に向かい、「こっち見て、笑って!」などと言って、スマートフォンで写真を撮っている親子さんを見かけることがあります。
なんて微笑ましい光景なのでしょうか。
と、自分は思いません。むしろ笑顔を強制されているように見えてしまい、お子さんがかわいそうだと思わずにいられない自分であります。
親御さんが、かわいい我が子の姿を写真に残したいというお気持ちは、わからないわけではありません。けれど、その度に「笑って。」などと言われること、笑顔を作らせることが、子供にとって良いことなのでしょうか?
子供だって、笑える気分じゃないときもあるでしょうし、時と場合によってはそれがストレスになることもあるかもしれません。その子供の気持ちを無視して、笑顔をねだる大人の身勝手に疑問を持たずにいられません。
越後丘陵公園 コスモスまつり 藁のお馬さんとカボチャの馬車
だけど、子供は素直だから、大人のいうことを聞きます。大人に逆らわないこともあるでしょう。子供だからといって嫌なことは嫌だと口にするわけではありません。大人に気を遣って、言う通りにしていることもあると思います。子供だから何も考えていないわけではありませんし、大人に対して子供だって相応の対応をしているのではないでしょうか。子供だから何でもいいわけではありません。
しかし、たまに写真を撮られることに慣れているお子様もいますので、それは相応の対応でいいと思います。だけど、写真撮影のときには、笑顔を作ってもらうものではありません。その時の、その人の感情が素直に出ていればそれでいいと思わずにいられない自分でありました。
越後丘陵公園 銀河の丘
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