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欠点を補ってくれる紙と鉛筆の記録はお守りみたいなもの

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2019年03月15日(金)まるち

自分の欠点を補ってくれる紙と鉛筆の記録はお守りみたいなもの

飲食店さんの厨房でのアルバイトを経験することで、覚えることが苦手な自分を改めて認識しました。それは以前から思っていたことでしたので、そんな自分に驚きません。

けれど、時と場合によっては、それが欠点となります。いえ、時と場合どころか欠点になることのほうが多いと思われますが、覚えることが苦手な人間だからこそ、その欠点を補うよう心掛けるようにするのです。

それはメモを取ったり、記録を残すこと。そんな単純なことですが、それができるだけでも全然ちがいます。

例えば、仕事のメールを「いつ、誰に、送信をした」ことの記録、「いつ、誰から、受信をした」ことの記録という、とっても単純なことですが、それを残しておくだけで結構違います。

「いつ、どこで、誰に、会った」のか、日付や時間、その他気づいたことなどの記録。それは後に再会をしたときに役立ちます。

買い物の際も、買いたい物をメモしていくだけで買い忘れはありません。

と、他にもありますが、日々の小さい記録を残すのです。それらは特別なことではなく、将来は何の使い道はないかもしれないただの記録。

但し、記録をしてもきれいに忘れてしまうこともあります。記録したことを忘れないわけではありません。だけど、不思議なもので、記録をすることによって、自分の記憶の中に残りやすくなることがあります。また、記録を残すことで間違いを未然に防ぐともできるのではないでしょうか。

だから、紙と鉛筆をいつでも自由に使えるようにしています。自分の欠点を補ってくれる紙と鉛筆は、なんとなくお守りみたいなところがあるかもしれません。もっとも近頃はMacに向かってキーボードで文字を入力していることのほうが多いのですが、使う道具がちがうだけで、記録を残すことに変わりません。

しかし、自分の欠点を補ってくれる紙と鉛筆を使えない場合、それはもう困るわけです。困るというか、何もできなくなってしまうこともあるくらいです。

自分にとって記録を残すことは仕事をしやすくするための手段です。それを封じられて仕事ができないと思ったから、飲食店さんの厨房のアルバイトを一ヶ月で辞めたのでした。くだらない理由かもしれませんけれども。

自分には合わなかったのかもしれませんが、それなりに得たものもあります。短い間でしたが、飲食店さんの厨房のアルバイトも無駄ではありませんでした。

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