形があるようでない文章の面白さと難しさと自由
2017年04月16日(日)更新
里山に咲いていた雪割草。小さくてかわいいお花。踏み潰さないよう気をつけて歩きましょう。
文章を書くとき、頭の中にあることを、それはもう適当に書き出してみる。
そして、書き出すだけ書き出してみたら、読み返す。何かヘンだと思ったら、そこに手を加える。
余計な一言を削除することで、テンポが良くなり、読みやすくなるかもしれません。
新たに文章や言葉を追加をしたり、言葉を変えてもいいでしょう。
あるいは文章の中にある言葉の位置を前に持って来たり、後ろに持っていく。
そのように手を加えていると、それまでは適当だった文章に少しまとまりが出てくると思うのです。
文章がまとまってくると、読みやすくなると思いませんか?
言葉を探して選んで、粘土をこねるように組み立てながら文章の形を整える。
文章は粘土遊び。文章はパズル。文章は形があって形のないもの。文章は正解があるようで正解がないもの。文章はスライム(slime)。文章はわけがわからないもの。
だから難しい。そして面白い。何より自由。書くことは楽しいのだ。