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やわらかい紙とカタい紙と人の手 雑誌記事取材時の取材ノートの紙を破りながら紙の質や感触を知る

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やわらかい紙とカタい紙と人の手

2009年7月24日(金)

捨てると決めた雑誌記事取材時の取材ノート。合間を見て、少しずつビリビリビリビリビリビリビリと破く日々が続いております。紙を破るだけかもしれません。しかし、紙を破るだけの作業も数があると意外と大変だったのだと思う今日この頃。

はじめは手で紙を破っておりました。だけど、もっと効率よくできないのだろうか?とハサミを使用してみることに。ひたすらジャキジャキジャキジャキとハサミを動かして紙を切っていたのです。が、手というか親指のところが痛くなったではありませんか。

そして、カッターも使ってみました。以前に屋外広告屋さんに勤務をしていたときは業務上、カッターは必需品。(それはその会社のその業務上でのことです。他の屋外広告屋さんや業務によってはちがうかもしれません。)だから自分はカッターの扱いには慣れており、まるで鉛筆のようにカッターを使っておりました。しかし、そのカッターといえども、切る紙の量が多い場合の効率はよろしくないかもしれません。

結局。なんだかんだと、人の「手」、つまり自分の手がいちばん作業効率が良いと思いました。何より手が一番融通が利くと思います。

手だからこそわかること。それは紙のやわらかさ、カタさ、紙の質、紙の感触。但し、自分にわかることは表面的で大雑把なことだけだと思います。紙の深い部分はわかりません。けれど、紙もいろいろあると思いました。

やわらかい紙は、素直に破けるというか、一枚多く重ねて破くことができるので効率は良いと思います。おまけに肌触りというのか、ふわっと感触も良くて、人の手にやさしい感じがすると思いました。やわらかい紙は、鉛筆やボールペンで文字を書くとき、それほど手に力を入れなくても、するーーーっとなめらかに流れるように書くことができるのではないでしょうか。

しかし、カタい紙は、紙を破く際に引っ張る力がより必要です。紙がカタいので何枚も重ねて破くことができません。なので一度に破く量が少なくなってしまいます。途端に作業効率が悪くなってしまうではありませんか。それに肌触りがよくないと思いました。カタいからごわごわした感じがして、手を傷めてしまいそう。ハサミやカッターなどの刃物の刃の部分の消耗も激しいのではなかろうかと思ってしまいます。

それにカタい紙に鉛筆やボールペンで文字を書くときは、ペン先が滑りにくく、なめらかさが欠けてしまう傾向にあるのではないでしょうか。紙の表面がゴワッとしているから引っ掛かることもあると思います。自分はカタい紙に文字を書くとき書き辛いと思いますし。

と、紙をビリビリ破きながら「手」でそれらを感じておりました。手というものはよくできたもので、慣れてくると、少し作業が早くできるようになると思います。多少のことは、ある程度まで慣れてくれる人間の「手」ってすごいと思いませんか?ハンドパワーです。

適度に使いつつ、時には手入れをして、お手々は大事にしましょう。

越後丘陵公園バラ2018年六月

ガーデンに咲いていた、ふわふわ花びらのお花

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