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コツを掴んだヒントはぷりぷりのエビ+目指せ天然水 情報誌のライターとなり文章の書き方を身に付ける

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コツを掴んだヒントはぷりぷりのエビ+目指せ天然水

2007年1月28日(日)

ブログをはじめた当初は気の向いたとき、一週間に二回〜三回ほどの割合で適当につらつらと書いておりました。そして、何を思ったのかあるときから毎日更新をしようと決めた自分。それから一年と半年の間は毎日更新をしておりました。だけど、いろいろとありまして、毎日の更新はやめた次第であります。

毎日更新をしていたときはネタに困ったこともありました。けれど、毎日の更新をしない今はネタがたくさんあるのかというと、そういうものでもないと自分は思います。おまけに文章の書き方がさっぱりわからなくなっているではありませんか。

文章ってどのようにして書くものでしたっけ? 自分は文章の書き方を忘れてしまいました。さてさて困ったものです。どうしましょう。

困ってしまいましたので、どうして自分が文章を書くようになったのか思い出してみます。

最初はマンガや小説もどきのお話を作ることが目的で文章を書いておりました。それと同時に自分が日頃思っていて口に出すことができなかったことや、話す相手がいないから仕方がなくノートに書き留めたり、そのような感じでつらつらと適当に書いていたのでしたっけ。その程度で、文章を書く仕事に携わることもありませんでした。

だけど、何を血迷ったか結婚などという自身の人生最大の過ちを犯してしまい、自らの人生の選択肢の幅を狭めてしまったのであります。他の方がどのように思うのか自分は存じません。が、仕事をしたい女性にとって結婚は自分の人生を半分失くしてしまうことだと自分は強く実感した次第であります。

会社と自分の仲が悪かったせいもありますが、結婚後は会社から見放され、再就職をしようにも「結婚」直後の女性というものを雇ってはくれない田舎の経営者さんたち。おまけに配偶者の姓になったおかげで自身の名前も失くし、人生お先真っ暗な状態でした。「結婚」とは不幸のはじまりとひたすら実感したものです。

困り果てた自分はダメで元々と思い、お世話になっていた知人に「仕事はありませんか?」と相談をしてみました。そうしたら新潟県某情報誌のライターを探しているところがあると伺ったので、その仕事を紹介していただいたのであります。それが自分が文章を書く仕事をするきっかけとなったのでした。

文章の書き方を知らない未経験者、自分は全くの素人の状態。こんな未経験の素人がライターなどと言わて仕事をしてもいいのか?と自分は疑問に思ったものです。が、そのときの自分はその仕事に食い付く以外に道は残されていません。それに仕事を紹介していただいた方の顔に泥を塗るようなことをしてはいけないと思っておりました。

未経験でも素人でも、なんとか仕事となるよう自分なりにがんばったと思います。というか、「仕事を取る」ということはどういうことなのか、あの仕事を通じて自分は学ぶことができたのかもしれません。

自分はライターとしてはもちろんのこと人間としても未熟者であります。その新潟県某情報誌の編集部の方にはお世話になったと同時に、たくさん迷惑をかけてしまいました。それでも自分を使ってくれた編集部の方には感謝をしております。が、感謝の気持ちよりも、未熟で力不足だった自分がただひたすら申しわけないと今も強く思うのでありました。

だって自分は本当に素人でしたから。今の文章も相変わらず素人ですが、あの頃は文章をどのように書いたらいいのか全然わかりませんでした。教えを乞うにも周りには誰もいません。仕方がないので見様見真似で書いたこともあります。ですから編集部の方に修正をされたことが何度もありましたっけ。

都会であれば、未熟者の自分は使い物にならないと言われたことでしょう。都会なら代わりのライターさんはすぐに見つかるかもしれません。が、田舎ではあまり希望者がいないということが幸いしたのか、自分はライターとして数年間仕事をすることができました。それから自分を使ってくれた編集部の寛容さに自分は救われていたのだと思います。

いろいろ試行錯誤をする日々が続きました。ある日、編集部の方たちに定評のあるライターさんの文章の「ぷりぷりのエビ」という箇所を見ていたとき、そこからあるヒントを得たのです。「こういうことか!」と文章を書くコツを一つ掴みました。一つコツがわかってくると、今度は文章を書くことが楽しいと思えてくるから不思議です。

文章を書くときのコツを一つ覚え、楽しさを知り、それから少しずつではありますが、文章を書くことに自信も出てきました。が、だけど、やはり文章を書くことは自分にとって相変わらず難題であります。

だって文章にはきまりがあるようできまりがなく、正解があるようで正解はなく、形があるようで形がなく、あいまいでどこか掴み所がないものと自分は思います。

プログラムやHTMLのソースは間違えると動作をしませんし、正しく表示をしてくれません。もちろんそれなりのご苦労はあることでしょうけれども、多少の型があって悪い箇所がわかるぶんだけ、ある意味やりやすいところがあるのではなかろうかと自分は思ってしまいます。

だけど、文章の場合は何が良くて何が悪いのかがわかりません。だから自分はこれでいいのか?といつも迷います。自分の文章に自信が持てません。文章は難しくて底なし沼のようにどこまでも奥が深く、いつも自分を悩ます厄介もの。

そのような状況の中でたまたま天然水をいただきました。天然水を口に含んだとき、ふわーーーっとお口の中一杯に広がり、するーーーっとやわらかな喉越しで、すとんとお腹に入って良い栄養が体にじわーーーっと染み込んでいく。そんな感じがしませんか。

それから上流を流れる川の水。

川の上流の水は透明度が高くとってもきれいで、しかも触れるとお水がふわふわー。水面もそうですが、手で水を掬ったとき、水がきらきらぴかぴか輝いてやわらかな光を放ちます。天然水はきらきらぴかぴかどこまでも透明でふわふわやわらかく美しい。

そう。天然水です。天然水のような文章を自分はいつか書けるようになりたい。

それがいいのか悪いのかはわかりません。が、自分にとっては天然水のような文章を書くことが一つの目標であり、そのような文章があってもいいのではなかろうかと思うのであります。

自分の目標とする文章が見つかったことは収穫だと思います。そして自分が文章に悩んでしまったときは、コツを掴むヒントとなった「ぷりぷりのエビ」を思い出し、理想とする「天然水」を念頭に置くのでありました。しかし、現実は自分の目標には遥か彼方果てしなく遠い。いつもどこまでも未熟者な自分でありました。

悠久山公園 神社の飲み水の竜2018年四月

悠久山公園、蒼柴神社にある手水舎。勇ましい竜のお口から水が出ています。

言葉・取材・文章を書くこと

文を書く

取材ノート

顔文字を使うとき

コツを掴んだヒントはぷりぷりのエビ+目指せ天然水

丁寧な言葉を使うことは難しい

ぎっしりびっしり隙間なく詰まった小さな文字

「書く」ということ

制作願望+雑誌取材と写真効果

雑誌取材の経験とWebサイト制作

取材ノートをビリビリ破ってシュレッダーな気持ち

ライターとして記事を書いた捨てられない月刊誌 古くても制作実績の雑誌

ブログの更新を毎日続けられるかもしれない方法

文章は誰でも書ける、書く機会は増え身近になった文章

広いテキストエディタでのびのび文字入力

記事の何が本物?どこまで本物?+オリジナルとリライト

昔の辞書に載っていない「食感」という言葉

くだもの狩りで文章を組み立て、後にぶどう狩り体験

原稿用紙はつるつるすべすべなお肌のような紙でできている

栗の形とケーキ屋さん取材のモンブランケーキ

原稿用紙の基本ルールなど原稿用紙の使い方

記号の呼称(原稿用紙の使い方に書いてあった)

ライター時代に聞いた話「これでいいと思っていない」ラーメン屋さん

まだるい・まだるっこい、響きがかわいい言葉と思う

軽く、ぽんっ!と書けたらいいけど文章は奥が深い

フォトグラファーとライター、取材はいろいろ詰まったお仕事

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