2005年4月26日(火)
2005年4月25日(月)午前9時過ぎに起きたJR福知山線脱線事故。時間が経過するごとに死亡者やケガ人の数が増えています。この事故で亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
昨日のお昼のワイドショー、夕方、夜のニュース番組は、どのチャンネルを回してもこの事故ばかり。それだけの大惨事ということになるのでしょうけれど、不謹慎かもしれませんが自分は事故とはあまり関係なさそうなことを考えてしまったのです。
夕方午後5時台のニュース番組を見ていたときに、事故の様子をわかりやすく伝えるため、現場の模型が登場しました。そして、電車が走っているCGの映像もありました。
それらの模型やCGは、事故が起こってから6〜7時間くらいの間に製作されたということになると思われます。実際は事故の詳細がわかるまでの時間も要しますから、もっと製作時間は短かったのではないかと思います。ですから、細かな部分まで作り込むことは難しいでしょうけれど、それらを製作した方々のスピードと技術に感心せずにはいられません。脱帽ものです。「もう、できたの?」というような感じ。
そのようなお仕事をされる方々にとっては、毎日の業務だから慣れている部分もあるのでしょう。だけど、模型でもCGでも事故現場の情報を収集して、現状を把握し、図面を起こし、短い時間にそれらを目に見える形にする作業にも才能とセンスは必要だと思います。誰にでもできることではないと思うのです。
日頃何気なく見ているニュース番組。その裏側には自分の知らない苦労や大変さの想像はできるかもしれませんが、実際は自分の想像以上に大変なお仕事なのでしょう。事故現場で働いている方々、ニュース番組の裏でモノづくりをしている方々、お疲れさまです。
余談ですが、自分が以前に勤務していた会社、看板屋さんでしたが、午前中に発注があり、その日の夕方に納品という仕事も結構ありました。そのときは時間に間に合わせるためにお昼も休まず必死で作業をしていたこともあります。しんどかったけれど、今にして思えば、それなりにけなげにがんばっていたな〜。あの頃の自分は。今はすっかり堕落してますが。
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