越後丘陵公園 雨上がりの朝の香りのばらまつり
2020年2月8日(土)まるち
市内を運行する公共のバスが過ぎ去る時の音が聞こえてくることがあります。聞こえてくるというか、その音を意識するときと、気に留めないときがあるといったところでしょうか。
そして、バスの走る音とともにバスの匂いを一緒に思い出して、気持ち悪くなる自分。
痛いわけではありませんし、それは一瞬のこと。気にしなければいいことなのですが、気になってしまうこともあるのでした。
自分は乗り物に酔うことがあります。特に市内を運行するバスに乗ったら、酔わないことがないと言ってもいいくらい。ひどいときは、バスに乗らなくても、自分がバスの近くに行って匂いを嗅いでしまっただけで、気持ち悪くなることもあります。バスの乗る以前に、バスの近くに行くのも嫌なくらいでした。
だけど、通勤通学や学校の行事の修学旅行などで、バスを利用しなければいけないこともあります。そのようなときは、仕方がなく我慢。乗り物酔いは、ただ我慢。ひたすら我慢です。
ちなみに乗り物酔いの薬を飲んで、その効果を実感したことはありません。自分の場合は乗り物酔いの薬は全く効果なしです。
仕方がなく我慢はするわけですが、冷や汗は出てくるし、酔った時の気持ち悪さはしんどい。そして、そのようなときに限って、決まりごとのように時間が長く感じられてしまいます。バスの乗車時間が30分くらいだったとしても、それが何倍にも長く思えるのでした。
だから、自分にとって、バスに乗るということは拷問といってもいいかもしれません。特に子供の頃の自分にとってのバスは、苦しみでしかありませんでした。
そして、自動車の運転免許を取得して、バスの乗車は少なくなりました。だけど、バスの運行の音が耳に入ってくると、体調なのか気分なのか、気になってしまうことがあります。そして、あの苦しみというか、乗り物酔いの気持ち悪さを、バスの走る音で思い出してしまうことがあるのです。近くにいないバスの匂いと一緒に。
その感覚は一瞬のこととはいえ、思い出したくないのに思い出してしまう、少し厄介なことでありました。
悠久山公園 五月の新緑の桜と青空
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