まるち話「やってみなければわからない」デザイン、写真、イメージ製作まるちimage

人の持つ可能性を引き出す前向きな言葉であり後ろ向きな意味ではない

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やってみなければわからない

2009年5月28日(木)

本日のタイトル「やってみなければわからない」。これだけを聞いたとき、人は何を思うのでしょうか。

ちなみにこの「やってみなければわからない」を気にしはじめたのは、自分が小学三年生くらいでした。小学校の図書室にあった本の題名だったのです。

その「やってみなければわからない」という本の題名を見て、物事は最後まで諦めてはいけませんというような感じの、お説教っぽいことが書かれているとても真面目な本なのだろうか?とか、人の心というか精神的な部分の悟りというのか、難しいことの書かれた本なのだろうか?などと思ってしまった小学三年生の自分。難しそうだから読むのはやめようと思いつつも、自分にとってはなんだかとても気になる本の題名だったのです。

そして、勇気を出して本を手に取り、小学校の図書室から借りて家で読んでみました。そうしましたら、遠い昔、石器時代の道具、石器のお話ではありませんか。なんかおもしろーい。

「なんだー、難しいお話ではなかったんだー。」と安堵しつつ読んでいたわけです。石器時代の人々の生活や道具としての石器の作り方と使い方が書かれており、石の武器や石の包丁の作り方もありましたっけ。石の包丁で皮を剥くとか切るとか、現代の刃物のようなものも石でできたこと、それを使っていた昔の人々の生活もなんだかおもしろいものに思えたのです。

だってあの固い石を削って別の形にすることはとても大変なことだと思いませんか?銅や鉄もなく機械もなく、石だけ。石だから溶かすことはできないでしょうし、ただ削る。石で石を削るみたいな感じだったのでしょうか。

なぜそれができたのか、どのようにして作ったのか、その過程とその間の苦労が謎でたまりません。だけど、創意工夫をして作り上げ、日々使用していたこと。自分に想像はできないけれど、ただ石器時代の人たちってすごいー!とわくわくしながら最後まで本を読みました。

読み終わって、ふと、本の題名を見てみると「やってみなければわからない」です。石器のお話なら、題名の中に石器の文字が入っていたほうがわかりやすいのに、どうしてそのような題名にしたのか謎が残りました。今も謎のままです。だけど、その本の題名と中身の差が自分には相当なインパクトがあったのでしょう。だから忘れられなかったのかもしれません。(と、実は本の内容はほとんど忘れてしまいましたけれども。)

それにこの「やってみなければわからない」は、普通に着いて回るものなのではないでしょうか。はじめて体験をするときは、やってみなければその結果がどうなるのかはわからないことが多いと思います。大きかったり小さかったり、人それぞれにちがいはあると思いますが、どんな人にも普通に着いて回ること。特別なことではなく、普通のこと。

「やってみなければわからない」は、謎ではあっても、どこかに可能性を秘めている言葉なのではないだろうか?と自分は思います。悪いことじゃない。むしろ前向きだと思うのです。

時と場合によっては他人によろしくない印象を与えてしまうこともあるかもしれません。だけど、その人の持っている可能性を引き出す言葉なのではないでしょうか。

見附イングリッシュガーデン2018年五月

イングリッシュガーデンのふんわりした黄色のパンジーの鉢植え

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