まるち話「アイデアの価値」デザイン、写真、イメージ製作まるちimage

アイデアが豊富な人は特別で、誰でも簡単に生み出せるものではないと思う

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アイデアの価値

Design+造形計画:2006年11月10日(金)

他人が知ることができるように外部に表現されたものを著作物といい、アイデアそのものは著作物にならないものらしい。が、アイデアは誰でも簡単に生み出せるものではありません。

まず最初にアイデアがあって、その上に著作物があるわけですから、アイデアというものをもっと大事にするべきではなかろうかと自分は思うのであります。

その人の思想や感情が創作的に表現されていれば著作物として保護されるので、何か思いついたらとりあえず何らかの目に見える形に表現してしまうことが良いのかもしれません。だけど、アイデアが豊富でも、それを目に見える形というか表現することが苦手な方もいらっしゃると思います。それに表現することには時間と手間がかかりますから、簡単ではない場合もあるかもしれません。

自分が通ったデザイン専門学校時代に、アイデアが豊富で表現することも上手な同級生がおりました。授業中、先生から課題を説明されているその最中にアイデアがポンポンッ!と湧いているらしく、先生の説明を聞きながらさらさらと描きはじめているのです。アイデアを固めつつ表現しており、同時進行で行われているような感じ。あれには圧倒されます。自分はそれができないからどれほどうらやましく思ったことかわかりません。人間の性能の差を感じました。

アイデアが貧弱な自分なんて課題をどうしよう?どうしよう?と悩んで悩んで、授業中そのまま「ぐうーっ」と居眠りをしてしまったことがどれほど多かったことかでしょう。ちなみに居眠りは、学生時代に新聞配達をしていたので早起きをしており、そのぶん昼間が眠かったからです。

授業中が貴重な睡眠時間となっていた自分は、仕方がないので夕刊や朝刊の配達をしながら課題のことを考えたりするのです。配達中に学校の課題のことを考えることが多かったかもしれません。だから、たまに配達し忘れてしまうお宅もあったのですが。でも、なぜか配達中は思いつくことが多かったような気もします。

アイデアが豊富な方は、いくつものアイデアがしつこいくらいに自動的に湧いているみたいです。(自分にはそのように思えてしまいます。)しかもそれぞれがおもしろくて、意外性があったり、こういう考え方もあるのかと聞いている側がとにかく刺激を受けてしまうと自分は思いました。それに工夫をすることもお上手なことが多い。

アイデアが豊富な方は頭の回転が早いこともあると思います。それにそこそこ何でもこなせてしまうところもあるのではないでしょうか。おまけに普通のお話をしていても最初から最後までずっと飽きることなくお話ができてしまう。そこに魅力があり、価値もあるのではないでしょうか。アイデアは見えないかもしれませんが、そこには無限の可能性が広がっていると思うのです。その可能性にだって価値があるのではなかろうかと自分は思うのでありました。

越後丘陵公園バラ2018年六月

越後丘陵公園、香りのばらまつりで咲いていた、ふんわりした黄色のバラ

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