2013年12月14日(土)
自分がぴちぴちの二十代の頃は、屋外広告、看板屋さんに勤務をしておりました。その看板屋さんで、そこそこ大掛かりなイベントを手掛けることになったのでありす。
イベントの準備は二ヶ月前くらいから始まり、日常の業務に加えて、イベントで使用をする什器や展示品の製作がありました。イベントが近づくに連れて残業が多くなり、休日出勤をすることも。社員数人の小さな会社でしたから、社内は険悪になりましたっけ。ぴちぴちの二十代の自分にとってその険悪さは堪え難いものでした。
イベント開催日の数日前から会場で準備を開始。会場は広く、準備も設営も大変。そして、他の業者さんたちもたくさんいました。だから、普段はお目に掛かることのないものに、お目に掛かれるかもしれないと密かに楽しみにしていた自分。
でも、皆さん、自分たちの仕事で精一杯。いろんな人がいても交流なんてする余裕は全くなく、時間に追われて黙々と作業をしていたのです。
イベントというか、お祭りは好きな自分。しかし、過去にそのようなことがあり、そのときの大変さをいろいろ思い出してしまって、イベントと聞くと少し気が重くなってしまうようになりました。
それでも時は流れます。
いつもお世話になっている企業さんがイベントに出展をされることもあり、そのイベント関連のお仕事をいただけることもありました。イベントと聞いても気が重くなることはありません。
むしろイベントの設営の仕事をしていたおかげで、その大変さを知っているからやりやすいというか、落ち着いて対応ができているのではないでしょうか。あの頃と今ではしていることはちがいますけれど、今となっては経験をしていてよかったと思います。
何より、デザインのお仕事は楽しい。とても良いクライアントさんに恵まれました。
いつか自分でイベントを企画して開催したいという願望を密かに持っていたりします。実行するかどうかはともかく、自分の場合は単純に賑やかなお祭りが好きだから、それっぽいものには目を向けてしまうところがあります。
そしてサイトの運営を続けていくことで、イベント関連のチラシやホームページ製作のお仕事をいただければ、それはとてもありがたい。そうなるよう励んでいきます。
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