2015年05月18日(月)
デジタル一眼レフカメラのパッケージです。
宅急便で届いて、茶色のダンボールの箱を開けて、このパッケージが見えたとき、思わず「うっっっ。」となってしまった自分。なんて親父臭いというか男臭いデザインなのだろうと、一瞬、体が拒否反応を出してしまいました。
黒を基調にした男性向けのデザイン。高級感もあると思いますし、玄人向けというか、こだわりを持った人向けというか、少なくとも軽いお手軽な感じはしません。それはいいのですが、黒という色は創作意欲が削がれると思うのです。自分は。
黒と白を比べた場合、より創作意欲が湧いてくる色はどちらかといえば、白でしょう。
黒は気持ちがぎゅううううっと押さえつけられるというか、小さくなってしまう色。閉じ込められてしまいそうな色。
白は何もないけれど、何もないから不思議とわくわくしてしまう色。何もないけど、何かが広がってゆきそうな色。
と、自分は感じるのです。
キャンバスがなぜ白なのか?スケッチブックやノートなどの紙がなぜ白なのか。「絵」と「写真」はちがうから、同じように考えてはいけないのでしょう。けれど、「白」である理由、「白」であることの偉大さを垣間見たような気がします。
写真は、ほんの一瞬を切り取るだけの一枚の絵に過ぎません。だけど、そこから「ぶわーーーーーーーっ。」と、自分の想像力を掻き立てられる何かがありませんか?
写真は記録を閉じ込めているようで、実は心の中を広げてくれると思うのです。一枚の写真から創作意欲が湧いてくることもありますから。創作意欲がなければ写真は撮れないと思うのです。
だから、カメラのパッケージを黒にすることは、ちょっとちがうと思わずにいられません。けれど、黒にしたいという気持ちが全く理解できないわけじゃない。黒だから湧いてくる創作意欲もありますから。だから、これもありなのでしょう。
黒や親父さまたちに負けてしまうような創作意欲では駄目だから、ここは乗り越えなければ。自分もがんばってこのカメラの使い方に慣れて、面白い写真を撮れるようにします。
20190504-2052 みつけイングリッシュガーデン
20150512-0021 デジタル一眼レフカメラパッケージ
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