前に進むために思い出すデザイン専門学生時代の失敗

2015年03月16日（月）

三月も半分を過ぎると暖かくなったり、寒くなったりを繰り返しておりますが、春に近づいていることを感じられる今日この頃。

この時期、上京した日を思い出します。不安もありました。けれど、夢や希望もありましたっけ。

学費と生活費を賄うために新聞奨学生となり、二足のわらじをはいていた東京でのデザイン専門学生時代。

学業と仕事の両立をして、何とかデザイン専門学校を無事に卒業できたものの、何かと未熟で駄目な自分でした。そして、結局何もできないまま、すごすごと帰郷してしまった自分。

なぜ、もっとがんばれなかったのか、どうしてがんばろうとしなかったのか。今も悔やまれます。だけど、後悔をすることがあってもいいと思うのです。

あの時と同じ失敗を繰り返したくないから思い出す場合と、自分は駄目だと落ち込むためだけに思い出す場合では、後悔の中身の意味が全くちがうのではないでしょうか。

前に進むために、過去の失敗を思い出す。あの時と同じ気持ちを味わいたくないから思い出すのだ。

前に進むために失敗は必要なことなのだと改めて思う自分です。