2015年03月08日(日)
春分の日はまだ少し先ですが、日が長くなって来たと思ったある日。鳥さんの鳴き声が聞こえてくるようになりました。鳥さんの声も春の訪れを感じさせてくれるのではないでしょうか。
そして、白鳥さんの声が聞こえてきました。けれど姿は見えません。だって夜でしたから。
そこは田んぼのある農道。辺りには灯りが全くありません。あるとすれば夜空に瞬く星や月の明かり。それから遠くの道路沿いの店舗など建物の明かりや電灯など。近くは暗いのです。
田んぼには解けたばかりの雪が水となって溜まっています。その水面に星と月の明かりが反射をして、少しキラキラしたり。
このように水はわかるのですが、白鳥さんの姿なのか、田んぼの土の塊なのか、夜は暗くて自分の目にはよく見えないのでありました。
たまに白鳥さんが空を飛んでます。夜空の明かりと雲の切れ間など、白鳥さんの飛ぶ姿は見えることもあります。けれど、田んぼのある地面に目を向けても白鳥さんの姿が見えません。
電気があれば電気をつけることで夜でも見えます。電気のある生活に慣れていると、夜が暗いということを忘れてしまいませんか?
だけど、夜は暗いもの。だから見えないものもあります。そのような時、月や星の明かりを頼りに夜道を歩いてみると、暗くて見えなくて怖いところがあるかもしれません。
けれど、暗くても見えるものがあるから、それはそれで面白いと思う自分でありました。
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