車を持たない人の言い訳に使える「エコ」という言葉

2015年02月04日（水）

田舎に住んでいて車を持っていない自分の移動手段は、電車やバスなどの公共の乗り物、あるいは自転車や徒歩となります。

ある冬、お茶会にお伺いするために電車に乗って行きました。そして、そのお茶会にお集まりの方に「車を持っていないので、今日は電車で来ました。」と自分が話します。

そうしましたら「あら、いいじゃない。エコで。」と、おっしゃっていただきました。

自分にとっては意外な反応です。そのような考え方もあることにずっと気がつかなかったため、驚きつつも新発見でした。

自動車を利用しないことがエコと主張をするつもりはありません。だけど、自動車は空気を汚します。騒音はあるし、熱も出ます。温暖化と環境を悪くする一つの原因なのではないでしょうか。だから車の交通量が減ることでエコにつながるところもあると思います。

そして、自分が移動手段のことを話すとき、車を持っていないこと、自転車や徒歩などと言うと驚かれるというか、この不便な田舎で車を持っていないなんて理解できないとでもいうような反応、褒められていない反応をされることが、どれほど多かったことでしょう。

それは自分の受け止め方が捻くれていて後ろ向きで間違えているのかもしれません。それに実際に田舎は車が無ければ不便です。車がなければ生活できないところもあるかもしれません。

でも、車を持っていない人に対しての冷たいというか理解できないというような反応は、ご容赦していただきたいと自分はずっと思っていました。

しかし、物ごとの考え方は人それぞれ。車が必要な皆様は多いですし、車があれば自分もいろいろ便利ですから。

だから、「エコですから」などと一言添えることで、ある意味、何か納得をしていただけるかもしれません。今度はそれを言い訳に使おうと思います。