「あたりまえ」とは何ですか？ホームページ制作時の疑問

2014年10月29日（水）

「企業ならホームページを持っていてあたりまえ」と、以前の自分ならそのように主張しました。ホームページを制作することが仕事でしたから。

けれど、その主張をする自分自身に違和感もありました。世の中のことをわかっていない自分のような人間が、「あたりまえ」という言葉を使うことに、大きな間違いがあると思ったからです。だから今の自分はその主張はしません。

そもそも「あたりまえ」って何なのでしょうか？
常識？
多くの人がそのように言うから？

でも、少ないかもしれませんが、そこに当てはらまない場合もあるわけですよね？
そのような場合はどうなるのでしょうか？

ちなみに自分は「あたりまえ」にあてはまらないことが多い人間です。「あたりまえ」の人間ではないから、「あたりまえ」がわからないのかもしれません。だから自分は、「あたりまえ」という言葉は使わないようにしました。

それに「あたりまえ」と言うことによって窮屈に感じるというか、それ以上の発展が望めなくなりそうにも思いませんか？それは自分だけかもしれませんけれども。

それよりも、的が外れていたとしても何となく何かを期待をしてしまうような感じとか、その時はわからなくても後になってからじんわりと効いてくるような感じとか。周りと同じでなくてもいいと思えるとか。

「あたりまえ」ではないことにも良さはありますし意味もある。そして、苦しみもありますが、よろこびや楽しさもあるわけで、そういったことを自分は気付くことができる人間かもしれません。

け入れてくれる人は少ないと思います。だけど、そのような方向で素直に生きていけば、そのうちいいことがあるかもしれないと思った、寒くてお手々が冷たかった秋の日です。