2014年06月27日(金)
雪がかなり解けた三月の中旬を過ぎた頃、ある晴れた日に自転車に乗って出かけました。その日、たまたま通った道。信号待ちをしていた時のことです。
自分の真上に近い上空で、白鳥さんたちがきれいな列をなして優雅に飛んでゆきました。しかも雲のない青空でしたので、白鳥さんの白さがより一層引き立っているではありませんか。かっこいーっ!
いつもお目に掛かる白鳥さんは、遠くにいるため小さく見えました。近づこうとしても、人間の姿がわかると逃げられてしまいます。なので近づくことはできません。
でも、そのときは結構大きく見えましたから、それなりに近い距離で飛んでいたと思います。あんなに大きく見たのは、はじめてかもしれません。しかも、鳴き声がきれいで、とっても得をした気分の自分。
自分は自転車でしたからわかりました。けれど、その場で信号待ちをしていた自動車に乗っていた皆様は、白鳥が飛んでいたことなど気付かなかったことでしょう。
自動車には屋根があります。春先で窓も開いていないから鳴き声は聞こえないと思います。信号待ちとはいえ運転中ですから、前方を見ていると思います。
せっかく白鳥さんが遠くからはるばるとやってきてくれたというのに。それが見れないなんて車って可哀想。と、そのときの自分は本気で思いました。
自動車は便利ですが、情報が遮られているところがあるのではないでしょうか。そんな情報はいらないと言われたら返す言葉はありません。
けれど、自分は、そんな情報を感じ取れなくなるのは嫌だと思うのであります。自転車や徒歩は、そんな情報が普通に入ってきますから良いと思うのでした。
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