2014年06月08日(日)
涼しい顔してトコトコと歩く鳥さんが、目の前を横切ってゆきました。
そして、「あの鳥、何?」と、その時隣にいた知人の中学生の娘さんに尋ねる自分。
このようなとき、中学生が大人(この場合は自分)に質問をするような場面かもしれません。しかし、自分の知識は乏しい。むしろ好奇心旺盛で勉学に励んでいる現役中学生のほうが、いろいろ知っているかもしれないと思って、迷いも恥じらいもなく訊いておりました。
知人の中学生の娘さんは知らなかったのですが、「頭が赤くて、首が青くて、体が緑色で、しっぽがあって。。。」と、その鳥さんの特徴をよーく覚えているではありませんか。
しっぽは草に隠れて、自分は見えませんでした。だから、頭が赤いところしかわからなかったのです。しかし、目がいいというか、頭が柔らかいというか、集中力が年取った自分と全くちがうというか、さすが中学生。素晴らしい。
そして、その特徴をお年寄りに訊いてみたところ、「キジじゃない?」とのこと。おばあちゃんの知恵袋といったところでしょうか。
そこでインターネットの画像検索の登場。キジの写真がたくさん出てきます。なんて便利なのでしょう。そして知人の中学生の娘さんに見せてみたら、「あー、この鳥!」とのことでした。
そっかー。キジか。
キジといえば、浦島太郎ではなくて、桃太郎でしたっけ。浦島太郎は亀と竜宮城と玉手箱。桃太郎は鬼退治。きびだんごにイヌ、サル、キジのお供。
細かいことはかなり忘れてますし、いろいろとごっちゃになっている自分の頭の中はともかく、桃太郎と鬼退治に行ったキジを、生まれてはじめて目の前で見ました!(そのキジが鬼退治に行ったかどうかは不明ですが。)
しかもキジは日本の国鳥だとか。そんなことも知らない無知な自分。
多分、野生のキジさん。たまーーーに姿を現すことがあるらしいのです。まさかキジさんにお目に掛かれるとは思ってもおりませんでした。とっても得した気分です。すごくうれしい。知人の中学生の娘さんと盛り上がる自分でした。
ちなみに鮮やかな赤、青、緑の色が付いているのは雄のキジさん。派手というか、かっこいい。さすが国鳥。
雄のキジさんに対して雌のキジさんは保護色のため、どちらかというと地味。雌の気を惹くためでしたっけ?動物の雄が派手な理由と、惹かれる理由がなんとなくわかるような気がします。
というか、動物の気持ちがなんとなくわかるような気がする自分は、人間に生まれてきてよかったのだろうか?という素朴な疑問が湧いて来るではありませんか。人間に生まれてきたことが、まちがいだったような気がしてきました。どおりで現代社会が生き辛いわけです。。。。。。。
しかし、ほんのちょっとしか見ていないので、また見れたらいいなー。もっとはっきり、しっかりと見ておきたいと思います。
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