2014年03月28日(金)
変わることは良いことなのでしょうか。いえ、「良い」とか「悪い」などと、優劣をつけるものではないかもしれません。
なのですが、「変わる」ことを推奨するというか、「変わる」ことが必然的で良いことのようにおっしゃる人が、少なくないように思えます。
逆に、「変わらない」こと、例えば、現状維持は良いことではなく、どちらかというと悪いことというのでしょうか、誉められることが少ないように思うのは、自分だけでしょうか。
実際に、「変わる」ことは大変だと思います。それまで培ってきたものを捨てなければいけないかもしれません。勇気もいりますし、タイミングもあるかもしれませんし、勢いというか相当なパワーが必要かと思います。慣れるまでは気苦労も多いことでしょう。
だから「変わる」と決めて、そこに立ち向かい、乗り越えて行く様は立派と思うのです。変わることは悪くないと思っています。
だけど、だからといって「変わらない」こと、現状維持は悪いこととは思えません。
例えば、食べ過ぎで1キロ太ったとします。それを放っておくとそのまま太ってしまうのではないでしょうか。その増えた1キロ分を減らし、体重の維持をするためには、相応のことをしなければいけません。変わらないことの裏側には、相応の努力があると思うのです。
同じことの繰り返しのような毎日の中で、その度に工夫をして、柔軟に対応をしているのです。それは小さくて目立たないから、なかなか気付かないことかもしれません。だけど、努力をしなければ、維持は難しいと思います。だから「変わらない」ことも、立派なことではないでしょうか。
「変わる」ことも「変わらない」ことも、どちらも努力は必要です。優劣をつけることでもありません。その裏側、裏側というか奥というべきでしょうか、そこに気付くことが大事なのではなかろうか?と自分は思うのであります。
20190514-1755 みつけイングリッシュガーデン 緑の植物
20190514-1845 みつけイングリッシュガーデン チューリップ
こちらの写真を「写真素材」として提供しています。写真素材の案内とお申込みの詳細はこちら »
--------- 広告はじめ ---------
--------- 広告終わり ---------